2018薩摩紀行②
投稿日:2018.06.29
2018年6月24日日曜日。
城山という山自体は天然記念物に指定されており、勝手に手を加えることはできない。
そのため樹齢何百年かと思われる樹々が鬱蒼と茂っている。
この樹が西南の役での西郷と薩摩義士達を見ていたと想像すると感慨深い。
城山ホテル名物の一つ、朝食バイキング。
そのメニューは圧巻の80種類以上と圧倒される。
全ての料理を食べたことは無いが、今回改めて思ったことは魚が旨いこと。
鯛などの白身をカルパッチョでいただいたのだが、切り身の厚さにまず驚く。
これをサラダと一緒に食べると舌が喜ぶこと喜ぶこと。
それから、さつま揚げはやはり鹿児島で食べるのが一番。
中部で食べると塩辛いが、本場は塩気が少ない気がするし、魚の味がする。
ただ納豆を食べた時に感じたが醤油が甘いと思った。これは好き好きであろう。
また米がおいしい。霧島山麓から湧き出るミネラル豊富な水がおいしい米を作るのだろうか。
ほかにも黒豚を大根と煮込んだ「とんこつ(ラーメンのスープではない)」、オリジナルカレーや真鯛潮茶漬、黒牛甘辛さつまバーガー、パンやジャムなどのホテルメイドメニュー。
もちろん一般的なウィンナーやベーコン、スクランブルエッグ・フライドエッグ・オムレツ、唐揚げや焼き魚、果物、デザートと全て揃い、ソフトクリームも用意してある。
私は好きなものだけチョイスし、最後においしいコーヒーをいただいた。
そしてもう一杯のコーヒーを紙コップに入れ部屋へ持ち帰った。
大満足である。
今日は妻のダンスパーティーの本番だが、開演は14:00からということで、今までに行っていない施設「仙巌園」へ出かけることにした。
足は「カゴシマシティビュー」。中央駅から主な観光スポットを廻る鹿児島市が運行するバスである。1回190円と料金が安い。
城山ホテルのすぐそばのバス停「城山」から乗る。
城山 ≫ 西郷洞窟前 ≫ 薩摩義士碑前 ≫ 西郷南洲顕彰館(南洲公園)前 ≫ 今和泉島津家本邸跡(篤姫誕生地)前 ≫仙巌園(磯庭園)前というルートである。
仙巌園は第19代当主島津光久が築いた別邸で、その後28代島津斉彬は敷地の中に製鉄所やガラス工場を建設し集成館とした。
興味のある方は仙巌園のホームページをご覧いただきたい。
園内の散策から尚古集成館の見学まで駆け足でも2時間はかかる。
あらためて島津斉彬の先見性に関心させられた。
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